Litera Japan メールマガジン第114号 (2017年10月30日配信)
■◆■ 目次 ────────────────────────
◇「おとなの発達障害:会社と職場でのコミュニケーション」11月21日開催
◆「科学だけでは伝わらないこと」南相馬病院 越智氏対談 11月14日開催
◇今日の一文「「知ることだけでは不十分」
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横浜は台風一過で良い天気となりました。いかがお過ごしでしょうか。
リテラジャパン 西澤真理子です。
早速ながら。。。。
■メディア掲載■
○Runwayのインタビューに掲載されました。リスクコミュニケーションのプロが語
る、自分の強みと一貫性の大切さ!
25年を振り返りました。ぜひご一読ください!
○読売新聞 コラム 10月28日 「まずい話をどう伝えるか」コラム、トレンド に 紹
介されました。「まずい話をどう伝えるか」吉田典之論説委員のコラムです。以下、
抜粋します:
「不祥事を起こし、公開して謝罪する。なのに問題がまだ残っていることが直後に
分かり、状況をさらに悪化させる例が相次ぐ」
「相手を早く説得することに重きを置きがちだが、率直に話が出来る信頼関係を作る
ことが大事」
即解決のレシピを求めがちですが、それはないと思うのです。
【11月の企画ご案内】
2つの企画をご案内します。まずは大きな企画です。
■■■トークセッション■■■
『おとなの発達障害:働き方と会社のコミュニケーション』受付中!
皇居前の絶景の会場で語ります。
昭和大学医学部 主任教授 岩波明氏 × リテラジャパン代表 西澤真理子
11月21日(火)19:00-20:30 @メディアDo 竹橋
▼イベントの特長・メリット
・臨床経験豊富な医師とコミュニケーション専門家から正確な知識を得られる!
・直接質問ができるので、理解が深まる!
・フロアとの意見交換時間も設定。他の方と体験をシェアできる!
▼こんなことをお話します
・発達障害についての正確な知識
・コミュニケーション問題の原因
・岩波医師の経験に基づく具体的な事例
・日本特有の文化とコミュニケーションの秘訣
・発達障害の人に適した職種や、住、職場環境
人事部の方や総務関係にお声掛けくだされば幸いです。ぜひご参加ください。
お申し込みはお早めに!
二つ目は対談企画です。
■■■対話イベント「科学でも分からないことを伝える:福島でのコミュニケーショ
ンから」 ■■■
11月14日(火)18:30-20:00
@文京シビックセンター 第1会議室
慈恵医科大学臨床検査医学講座講師・相馬中央病院非常勤医師 越智小枝氏をお迎え
し、科学だけでは説明しきれないことにどう向き合っていくのかを、話していきま
す。
越智氏と西澤は同じインペリアルカレッジ・ロンドンの大学院で学んだ経緯もあり、
イギリスと日本での「リスク」の捉え方の共通点、違いも語っていきます。
○○…………………………………………………………………
今日の一文「知ることだけでは不十分」
…………………………………………………………………○○
今ヒットしている新書に『死ぬほど読書』(幻冬舎新書)があります。
これは、中国大使も務めた伊藤忠会長 丹羽宇一郎さんの最新刊です。
丹羽さんのことは、民間からの初の中国大使ということなど、一体、どのようなお方
なのかな、と思っていたのですが、この本を手にとって、一貫した行動やご発言にあ
る背景がよく分かりました。
何よりもご実家が本屋さん、ということ。タイトルに膝を打ちました。
いくつか印象に残ったフレーズがあります。「人間にとって一番大事なのは、自分は
何も知らないと自覚すること。何も知らないという自覚は、人を謙虚にさせ、成長さ
せる」という箇所。
「情報は考える作業を経ないと、知識にならない。何かを本当に知るということは、
知識レベルにまで深まっていかないとならない」との一文にも同感します。
さらには、伊藤忠時代のことを振り返り、「一度嘘をついたり、隠すとばれないよう
にまた幾重にも嘘を重ねていく。だから絶対に嘘をつかない」など、今の一連の品質
不正の事件を戒めているようです。
さて、国連の放射線影響科学委員会は、2017年の福島白書を公表し、6年過ぎてもや
はり被ばくによる影響の可能性は低いとしています
(原文→ doses were low and that therefore associated risks were also
expected to be low)
「Fukushima 2017 White Paper」(和文と英文あり→
http://www.unscear.org/unscear/en/publications/Fukushima_WP2017.html)
情報をアップデートして「知る」ということ、そして、その情報は個別に、全体で
は、どういう意味を持つのかを考えることが大切と、丹羽さんの本を読みながら感じ
ました。
ご案内した、11月14日の越智さんとの対談では、「風評被害」とはいつまで続くの
か。それは何を根拠にしているのかなども語っていきます。越智さんは福島の現場の
お医者様で、ぜひ前からお話ししてみたかったのですが、今回、実現しました。
ぜひ皆さま、ご参加ください!!http://literajapan.com/1017-10-19
▼▼受付中!▼▼
リテラジャパンではテイラーメイドの講演、研修、コンサルティングのご相談を
常時受け付けております。
研修については http://literajapan.com/education
強みは海外とのリンク、ステークホルダー対話です。
社内・社外コミュニケーションの改善はどうぞご用命ください♪
お待ちしております。
▼△▼ 9月1日発売 『「やばいこと」を伝える技術』(毎日新聞出版)
一般向けの入門書です。
アマゾン:https://www.amazon.co.jp/dp/4620324647/
お読みいただけたでしょうか?アマゾンのレビューに書いていただいたよう、一般向
けリスクコミュニケーションの入門書です。前著は原発事故の例から考えていきまし
たが、今回は男女のトラブルの問題から始まり、できるだけ多くの事例を入れていき
ました。
職場、家庭、学校と、日常でも使えるように、沢山の例を挙げました。全国主要書店
に並んでいます。
アマゾンや楽天からも注文できます。
ぜひご一読ください。
□ 発行者:リテラジャパン http://literajapan.com
2006年に横浜に設立。リスクリテラシーの向上について、
社会学的視点から研究、提案などを行っているシンクタンクです。
代表は西澤真理子です。
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