【メルマガ】「情報から人を遠ざけたネット」第118号

【メルマガ】「情報から人を遠ざけたネット」第118号

3月27日にメルマガ第118号を発行しました。

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今日の一文「ネットが情報から人を遠ざけた」
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今週、掛谷氏の「先見力の授業」というトークイベントを開催します。

『「先見力」の授業 AI時代を勝ち抜く頭の使い方』
掛谷英紀・著(かんき出版・1512円)出版の記念企画です。

掛谷氏は、どれだけ曖昧な情報で人が惑わされてしまっているかを機械学習により検
証しているプロ。

そこで、別の観点からも問題を投げかけている著書をご紹介します。
アニメ監督の押井守氏の『ひとまず、信じない』(中公新書ラクレ)です。

この本も、情報が氾濫する時代にどうやってサバイバルするかとの
問題意識から書かれています。

少し内容をご紹介しましょう:

「ネットの中にはニセ情報を作るだけの十分なインセンティブが働いており、
作られたニセのニュースはきわめて精巧にできていて、しかもそれは「嘘でもいいか
ら、自分が見たいものがみたい」という人間の根本的な心理に基づいていて発信され
るという、恐るべき状況になっているのである」

「ネットの登場によって、すべての人類が情報を共有することが出来るようになり、
立場を超え、国境を越え、同じ土俵で問題に向き合うことが出来るようになった。
そういう輝かしい時代をインターネットが切り開いた、などと考えている人間がいる
としたら、それはかなり控えめにいっても、無自覚にデマゴギーをまき散らす存在で
あり、要するにタダの馬鹿である」

「ネットの出現は、個人が手にできる情報の精度を、それまでよりも格段に落として
しまった。一見、便利で使い勝手がよいネットは、情報から人々を遠ざけてしまっ
た」
(以上、引用 101-102ページから)

嘘でもいいから、自分が見たいものがみたいという人間の根本的な心理。これはまさ
に行動経済学で知られる、人の「確証バイアス」です(詳しくは拙書で)。

ネットには人の感情をひっかけ、行動を決定づけるバイアスが根本的にあるというこ
と。「ネットが人を自由にする」と信じられていたネット初期が懐かしくも思えま
す。

だからこそ、掛谷氏の訴える「先見力」=「リテラシー」が必要されているというこ
とです。

読者の皆さまも、ぜひ29日のイベント、お越しください!まだ残席があります。

【体験企画・トークイベント】『先見力の授業』3月29日 / 『基本のリスクコミュニケーション』 2018年3月29日・4月12日


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2018-03-27T15:46:54+00:00 2018.03.27|Categories: メルマガ|