複製: 場の議論・リスコミ勉強会

複製: 場の議論・リスコミ勉強会 2017-10-10T12:48:07+00:00

場の議論

リスクコミュニケーションの場造りの一環として行っているのが、「場の議論」です。
「場」(public sphere) とは、専門家や実務家、消費者、メディア関係者などがそれぞれのもつ知識、智慧を背景に特定の科学・技術について議論する「公共の場」を意味します。この 「場」を人工的に創造し、そこでの議論をメディアを含め、広く様々なチャンネルを通し一般に伝えるリスクコミュニケーションの新しい方法です。社会学的 視点からの分析を基に、リテラジャパンがそのツールを発展させてきました。リテラジャパンのCSR活動のひとつです。

同じ分野の人と議論しただけでは発見できない気づきの場でもあり、情報の交換、他分野異業種の人との交流を通じて問題解決の糸口を探っていきます。2005 年の第1回目の実験的実践から、2017年9月現在で49回開催し、記者、行政、事業者、消費者、研究者、解説員など、のべ1500人近くの参加を頂く ような定例企画となりました。毎日新聞東京本社生活家庭部のご協力で、竹橋の毎日本社で毎月開催している少人数の勉強会です。セミクローズドの形式を取っ ており、「本当のところはどうなのか?」という切り口から多角的な議論テーマは、食の安全、医療、医薬品、労働問題、環境保全など、多岐にわたります。

◆最近の場の議論

■2017年9月22日開催 「豊胸サプリ、O157」
食品と薬の間のサプリメントをどう位置付けるか。医師で長く厚労省にいらした上家さんからお話を伺いました。
サプリメントの中には、成分が薬よりも強いものもあり、使う側のリテラシーが必要です。
また、O157の拡大、トング対策に集中するのではなく、感染源の特定が急がれ、食品の保管について個人のリテラシーの向上が急がれるとの話しになりました。

■2015年11月6日開催 「原子力の安全性・住民との対話」
山本先生を囲み、毎日新聞の記者を中心に、他紙の記者、事業者、静岡での対話参加者、原子力を学ぶ学生などを入れて原発のリスク、他の電源のリスクなどを議論。地元での住民の関心度、アメリカやスウェーデンでの住民対話の話にも広がりました。

■2015年1月開催「「薬とネット、薬と臨床試験」
ゲストは帝京平成大学薬学部薬学科 准教授 齋藤充生先生です。厚労省で薬の担当もなさった経験から薬のネット販売、降圧剤(バルサルタン)や抗うつ剤(パキシル)と臨床試験、抗がん剤のイレッサの話まで解説をしてくださいました。さらに、毎日新聞の科学部記者から、取材を基に現在の臨床試験のあり方への問題提起がありました。

■2014年7月開催「WHOから見た安全とは」 WHO本部の宮城島先生が一時帰国されたこの機会にグローバルに見た食品安全のお話を伺いました。

【メディア掲載】


場の議論 34回:うつの勉強会での議論(話題提供は昭和大学の岩波明先生)が、ライフサイエンス発行、『Medicament News』第2028号(2010年9月25日発行)のコラム「医療人 身近な文豪のうつ・自殺 精神科医の視点で分析」に掲載されました。
→ライフサイエンス社Webサイト

【「場の議論」報告書 】


西澤真理子著『「場の議論」:リスクコミュニケーションの新しい形』
(独立行政法人科学技術振興機構研究助成 2006)
西澤真理子著『「科学者が科学を語る」報告書』(独立行政法人科学技術振興機構研究助成 2006)
西澤真理子著『リスクコミュニケーション ハンドブック』(日本学術振興会 研究助成 2011)
関連論文については、業績をご覧ください。

【著書情報】


「場の議論」報告書

場の議論の共同企画者である毎日新聞生活報道部 小島正美氏の著書:

メールマガジン版「場の議論」

「場の議論」での議論の内容の一部は、日経BP「Food Science」をウェッブ公開してきましたが、休刊となったため、弊社の「リテラジャパンメールマガジン」で引き継ぐこととなりました。

当面は無料で公開していく予定です。購読を希望される方は、下記の登録フォームよりメールマガジン(メルマガ配信サイト「まぐまぐ!」)へご登録ください。同時に配信される「まぐまぐ!」からの広告メールを希望されない場合、設定をまぐまぐ!メール管理ページから解除することができます。解除の方法はいくつかあります。こちらをご覧ください。

メルマガページはこちら

なお、「場の議論」での発言の実名掲載以外の部分は、メルマガ編集部によって編集されていますので、事実と異なる部分があります。ご理解の上、お読みください。メルマガ編集部への情報提供・提言はeditor.literajapan@gmail.comまで。

バックナンバーは現在実験的に【非公開】です(2012年5月現在)。

リスコミ勉強会 (通称 企業リスコミ)

リスコミ勉強会は、業界別のリスクコミュニケーションの勉強会で、現在は食品関連企業を中心に定期的に開催しております。「場の議論」の姉妹版で、同じく、リテラジャパンのCSR活動のひとつです。

メーカー、流通、消費者団体、生協、行政、メディア、研究者と、普段あまり接することのない関係者の「本音」の議論の場として小さな集まりから発展し、隔月に文京シビックセンターで会合を開いています。2013年6月現在、RFSは20回開催されています。
リスコミフォーラムスペシャルは2007年に初めて開催されたリスコミフォーラム(RF)という、メーカー、流通、メディア、消費者関係者、研究者の有志 が集まった自主的な勉強会の活動が発展したものです。リスコミフォーラムスペシャルでの議論は、「場の議論」連載にも反映されています。

☆リスコミ勉強会 関係者用サイト☆
本サイトのコンテンツ (CONTENTS) にタブがあります。そこに次回予定や過去の報告が一覧で掲載されています。なお、本会はBy invitation onlyです。関係者の方にご案内を送っています。
申し込みの問い合わせは→セミナー事務局(有)アルパシエ 03-6450-0856(祝祭日を除く平日9時から18時)申し込みは前々日まで。それ以降の申し込みは資料が保証できません。

過去の掲載はこちら ↓ から

【リスコミ勉強会 報告】

【第46回 リスコミ勉強会を開催】 ポテトサラダのO157の発生源、生野菜のリスクの話を深めました。生野菜って、確かに食するのは最近の習慣ですね。キュウリやカイワレで過去に感染が起こっているので侮れません。それと、後遺症はシリアスなので注意しないとなりません。   &n [...]

【リスコミ勉強会 報告】「リスクの見える化!」

45回目のリスコミ勉強会「ミルキンでリスクを見える化!」 前橋からアクアシステムさんにお越し頂き、 URL:http://www.aqua-club.co.jp/products/mil-kin/ スマホで菌を見るシステム:ミルキンを利用してスマホで、菌が見えました! 簡単、安い [...]

【リスコミ勉強会報告】検査の限界

【リスコミ勉強会 報告】 3月10日に「検査はどこまで?」を開催しました。 放射性物質でもノロウィルスでも、検査に注目が集まります。 でも、検査の限界について、コミュニケーションが不足しています。 勉強会での議論については弊社メルマガでお伝えします。 ウェブトップページよりお申し [...]

【リスコミ勉強会 報告】エコナを振り返る

【リスコミ勉強会 報告】 3月2日に「新規コンタミへの対応:エコナを振り返る」のテーマで第42回の勉強会を開催いたしました。 花王の開発した油、「エコナ」の開発者であり、現在同社Executive Fellow (ILSI理事長)の安川拓次氏から、 エコナの開発の背景、販売中止と [...]

【勉強会】STAP事件・食品表示(報告)

第48回 「場」の議論 「STAP細胞事件」 2016年8月30日(火)17~19時 ◆開催主旨 今回のゲストは毎日新聞科学環境部で理研における STAP細胞事件を取材し、『捏造の科学者 STAP細胞事件』 (文藝春秋社)を書かれた須田桃子記者でした。 毎日の科学環境部はこの取材 [...]

【勉強会報告】「US視点からの福島原発対応」元NRC Dr Castoを囲む

各紙の記者さん、アメリカからの留学生、日本の大学生・大学院生と いうメンバー参加し、Casto氏を囲む勉強会を行いました。 アメリカでは「受容・許容可能なリスク」が法で定義されていることや、 連邦議会と規制当局の関係についても指摘され、 日本が学べる点が多いと感じました。 また、 [...]