Litera Japan メールマガジン第139号 (2019年12月15日配信)
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今日の一文 「スーパー台風からの逃れられるか」~福島いわき市で考えたこと~
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いわき市から帰ってきて、いろいろ考えることがあった。
(前号を読まれていない方は、いわきでは夏井川が氾濫し浸水した住宅の掃除を行ってきた話の続きです。)
まずは、お金の話。
一番驚いたのは、NPOの呼びかけでも個人的に関わったボランティア活動には
寄付金扱いの税金控除がないということだ。国税局には「申し訳ないのですが。。」と
言われた。いわき市のボランティアセンターに問い合わせたが同じだった。
ボランティア活動の証明書をもらったのでてっきり、
控除があるのかと思ったのが早合点だった。
実際どれくらい費用がかかるのか。
一番安い方法のJRバスで往復6000円。電車だと往復で1万を超える。
災害復旧を含むのでボランティア保険加入で高い方のメニューで600円。
作業の合間の昼食代、高速のインターでの休憩の際のお茶など、1万はかかる。
私の場合には体力がないので無償提供されたお寺の和室には泊まらず、近くのビジネスホテル泊。
いわきは寒いと思い、しっかりした防寒具を調達した。結局、数万円が費用としてかかった。
(ちなみにボランティア保険加入だけでも手続きが大変だった。後で聞くとネットでも申し込めたらしいが)
【続く】
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