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冒頭の部分を抜粋しました。
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第42号 場の議論●あいまいなGM表示が新技術と社会の対話を阻む
TPP参加への議論が盛んになるにつけ、日本の食の安全は守られるのか、という話も多く聞こえるようになってきました。遺伝子組み換え(GM)食品はどうなるのか、との話も再燃しているようです。先週東大で開催された「食と科学」シンポジウムでも、基調講演、そして、パネルディスカッションでやはりGM作物の話題が出ました。
90年代半ばにその安全性やベネフィットについての社会の議論が盛んであったGM作物。依然、日本国内での商業栽培は行われていません。消費者の不安があるからというのがその理由です。遺伝子組み換えは使っていない、という表示を納豆や豆腐のパッケージでよく目にしますね。
実は2008年の9月、今から4年ほど前に日経BPの「場の議論」でGMの話を取り上げ、配信しました。しかしこれを改めて読んでも「古い」という感じがしません。穀物高やNon-GMの調達が難しくなっているという供給側の状況は大きく変化していますが、消費者側の感覚はさほど変わっていないと感じます。
今回はこの寄稿文を再編集してお届けします。ご一読ください。