リテラジャパン西澤の講演、大学授業、論文発表のアップデートです
◇5月◇
IAEAでの作業のため、下旬から日本を不在にします。
お問い合わせは事務局までメールにてお願いいたします。
◇4月◇
☆22日からフランスToulouseにあるFonci財団の会議で招へい講演を行いました。
リスクとクライシスコミュニケーションのあり方についての考察を発表し意見を交わしました。
会場は郊外のSorezeで南フランスの歴史ある建物での会議でした。
☆「百花繚乱 エネルギーに一言」コラム「参加型リスコミで議論展開を」西澤の論文が以下の雑誌に掲載されました。
『エネルギーレビュー』2016年4月号 p44
◇3月◇
☆花王株式会社発行 2015年12月発行
『花王ヘルスケアレポート別冊 エコナと食の安全・コミュニケーション』
~エコナ油 健康影響評価と今後に向けて~
「欧州でのリスクコミュニケーションの進化に学ぶ:食品のリスクを伝わるように伝えるために」
を西澤が寄稿しました。
English Version 英語版 “Econa and Food Safety”にも、Mariko Nishizawa, Communicating Food Risk: Learning from the Evolution of Risk Communication Practices in Europe, p.20-21.が掲載されています。
☆2015年に行われたジュネーブでの携帯電話と人体影響に関する
記者ブリーフィング報告書が完成しました。
右のリンクをEMF proceedings_1_28_final_3クリックください。
◇2月◇
IAEA(国際原子力機関)による招へい講演で、西澤がウイーンの国連本部で福島や静岡での対話の話を基調講演で発表してきました。
各国から300名が集まる会議でした。
プレスはこちら
◇1月◇
慶応大学医学部 公衆衛生教室で大学院の授業を行いました。
どうやったら患者さんなどに説明や対応すればよいかなどを話しました。
公衆衛生教室は慶応大学病院の裏にある、歴史的な建物である校舎にあります。
◇12月◇
◆東京大学農学部での授業を行いました。帰国してから毎年行っている、リスコミ入門
の授業です。特に、SNSとリスコミでは学生とネットが近いので、彼らの意見を聞いてみました。
◆ワシントンDCを訪問し、USリスク学会に参加しました。
リスク心理とSNSとの関係など、よい発表がたくさんありました。第一人者のPaul Slovic氏の発表もいつもながら素晴らしかったです。
また、政治の中心部にあるナショナルプレスセンターで、地球温暖化とエネルギー利用についてのプレスコンファレンスに参加。環境団体や行政との議論が活発で、討議民主主義のあり方を垣間見ることができました。
◇11月◇
◆WINA(World Instant Noodles Association)の年次大会で講演いたしました。
インターコンチネンタル@みなとみらいでの会が終了後、日清食品さんのインスタントラーメミュージアムを海外からの参加者と訪問。
48歳で安藤百福さんがInstant Noodleを発明した歴史をたどりながら、Never Give Upの精神を体感。
独自のカップも作れ、楽しみながら学べるという素晴らしい企業博物館です。
◆DAAD友の会 機関紙 『ECHO』31号に寄稿いたしました。
「ドイツで学んだ参加型のリスク議論」 41-44
2000年からのドイツ留学(DAAD,フンボルト財団)を支援してくださったドイツ外務省、教育庁に深く感謝しています。たくさんの知見を得ることができ、素晴らしい時間をドイツで過ごすことができました。
『ECHO』表紙は、最初の留学生であった東山魁夷さんのいつ見ても飽きないとても味のあるイラストです。
◇10月◇
奈良女子大学理学部、学部生対象のキャリアセミナー講師を務めました。女性が将来も働き続けるためのチャンスと何に備えたらよいかをグループワークしました。元気の良いリケジョさんたちで将来が楽しみです。緑の美しい環境で学生生活が送れるのは地方大学ならではでしょう。
◇9月◇
9月16-18日 北京で行われた会議、
5th China-Europa Risk Forumで西澤が登壇しました。
今回の会議のテーマは”Emerging risks and resilience of critical systems and infrastructure”
です。会議の主催はBIAST(北京科学技術学術会議)です。科学者が科学を語る際のポイントについて話しました。
名古屋大学での講演
9月30日にアジアでの女性リーダーシップの将来を学生と議論する授業を農学部で担当しました。
名古屋大学は女性の研究者の支援で注目を浴びているピカイチの大学です。
男子生徒、留学生も交え、不安、チャンス、将来の展望を語りあいました。
日本原子力学会誌の9月号に解説記事を寄稿いたしました。
解説シリーズ 意思決定プロセスとしてのリスクコミュニケーション:原子力の未来に向けて
第1回「科学者自らが語ることの意義」
21-25ページです
静岡ステークホルダー会議が「静岡新聞」8月23日の企画広告として掲載されました。
◇8月◇
産業環境管理協会出版『環境管理』8月号(Vol51 No8)に「地下水汚染と住民説明をめぐるリスクコミュニケーションの事例分析」(37-42)が掲載されました。
西澤の博士論文のテーマでもあった、日本でのリスク論争のパターンを分析したものです。
90年代に起きた名古屋での有機溶剤のケースを分析しました。
◇7月◇
シンガポールで開催されたSRAリスクコングレスで発表いたしました。
タイトルは、
Issues in health risk assessment and management: The role of risk communication です。
リスクコングレスについてはこちらから
主催者のシュトゥットガルト大学レン教授のレセプションで始まり、オーストラリアなどからも多くの参加がある会議でした。
◇6月◇
オランダのマーストリヒト大学で6月に行われたリスク学会ヨーロッパ支部大会にて口頭発表を行い
ました。タイトルは、”Why risk communication between scientists and lays often fails? “です。
アブストラクトは学会HPで閲覧できます。発表は6月15日の月曜でした。
リンクは下です。
http://www.sraeurope.org/
緑の美しい街には欧州や日本からも200名を超える多くの研究者が参加し、リスクの考え方について意見を交わしました。