お陰様で新書の2刷りが11月に発行されました。
一刷の訂正がなされたものです。
ぜひお手に取ってみてください。
【在庫アップデート】
東京駅のオアゾに入る丸善本店さんの3階には在庫が数冊程度あります。
「失敗学」で著名な畑村洋太郎先生の本の横に並んでいます。
担当の方に聞いたことろ、発売から2年経ちましたが、コンスタントに
手に取ってくださる方がいるということです。
ありがたいです。
東京駅丸の内口からすぐです。
出張の際にはぜひ、お立ち寄りください。
アマゾンで購入の場合、よく品切れになりますが、
通常、数日で入荷します。
何度かウェブを訪問ください。
政府刊行物サービスセンター
(虎ノ門 郵政省向 日本土地ビル1階)にも数点、
在庫が常にあります。
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【本の紹介】
「リスコミ」って何だろう?
2011年3月11日以降に多く聞こえる「リスコミ」。その基礎から実践を一冊の本でまとめました。
前半は震災の際のコミュニケーションがなぜ失敗したかを、解説しています。
また、大学での授業でも使えるよう、リスコミ、クライシスコミュニケーションの基礎をまとめました。
トラブルが起きた際の記者会見でも、まだまだ問題が多いです。緊急時の企業のリスクヘッジにどのようなことをしたらよいのかも、本の後半で書きました。
業界を超え、リスコミの不足が経営問題につながっていることが垣間見られます。
企業関係者は必見です。
【章立て】
第1章 リスコミから見た原発事故
第2章 食品と水をめぐる混乱
第3章 クライシスコミュニケーションとは何か
第4章 リスクコミュニケーション(平時の対応)
第5章 リスコミでよく見られる誤解
第6章 メディアとリスク増幅
第7章 だから発がん報道は繰り返される
第8章 科学者はリスクコミュニケーションにどうかかわるべきか
第9章 企業のリスクコミュニケーションの問題
第10章 どうすればいいのでしょうか:リスコミの実践へ
西澤 真理子 著 『リスクコミュニケーション』 2013年11月発売
(エネルギーフォーラム新書) 税抜900円
◎【書評のご紹介】
東大名誉教授、NITE理事長安井至先生の人気ブログ「市民のための環境学ガイド」などで紹介されました。