第21回原子力改革監視委員会 | 委員会からの報告 | 原子力改革監視委員会 (nrmc.jp) が2月に開かれました。
画像はNRMCサイトから
西澤も草案に関わった提言はこちらです:Microsoft Word – 第21回_原子力安全改革に関する監視結果 (nrmc.jp)
[抜粋]社会の様々なステークホルダーとのコミュニケーションは原子力安全には欠かせない。経営トップが主導し、発電所の安全とその信頼性を統一したメッセージ、多くの声(One message, many voices)で積極的に発信し、対話を通じ、相手との信頼関係を築いていくことが重要である。福島第一原子力発電所事故が典型だが、近年、地震などの自然災害をきっかけとする複合災害が目立つ。平時から相手が必要とする情報が相手に届くよう、ソフトとハード面から届ける準備を周到に行い、備えることが緊急時対策として欠かせない。近年のコミュニケーション媒体の多様化を踏まえると、社会が知りたい情報を正確かつタイムリーに伝える情報発信の点検と充実を期待する。特に複合災害時、放射線の健康リスクに対する認知の誤りが、災害救助の遅れなどの事態悪化を招かぬよう、
平時から地方自治体や地域住民とのリスクコミュニケーションを充実させることが極めて重要である。