2023/5/4【技術大国幻想の終わりと再生】リテラジャパンメルマガ 第154号を発行しました。
交運労協労働者派遣法学習会報告書
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ある人から畑村洋太郎氏の『技術大国幻想の終わり』を勧められました。
すでに私の本棚には並んでいる本で、沢山付箋も付けてありました。
今回読み直してみると、今の日本の問題がコンパクトに的確に詰まっています。
現在、東京電力の原子力改革に関わっていますが、原子力についても。
例えば、UAEの入札に日本ではなく韓国がなぜ採用されたのか。解説があります。
これは福島事故にも関わっている話ですので興味深く読みました。
短く書けば、自分たちが何をしているか、コントロールできる状態にあるかの話でした。
また、なぜソニーなどではなく、アップルがアイフォンを開発できたのか。
これには全く新しい発想ができる頭が必要で、経営と両輪でできたのがS.ジョブスだった。
何度も言われて古い話ですが根源的には教育があります。
教育とは学校だけではなく、家や地域社会も含みます。
11月から2回ほどアメリカに出張に出ました。
そこで感じたのが、物事に安住せずによりよい世界、社会にするために何が必要かを考える姿勢でした。
温暖化、マイクロプラスチック、食料と未来。身の回りには難題が多い。
前の世代から引き継いだよきものを、次の世代と共に考え、引き継いでいく道筋が大切だと考えます。
それには世代を超えた対話しかない。
この習慣をどう日本に根付かせるかが、日本再生の最大のポイントにも思えます。
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