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○今日の一文 「ファクトフルネス」考
八重洲ブックセンターイベント「ファクトフルネス講座」講演録
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『リスクを伝えるハンドブック:災害・トラブルに備えるリスクコミュニケーション』
出版記念 (2019年3月13日 八重洲ブックセンターでのトークイベント 要約)
【抜粋】 リスクコミュニケ─ションの専門コンサルタントとして福島事故後2011.9から福島市に入り、放射能に関するさまざまな誤解についての住民との対話活動に関わった。2006年に帰国後、リテラジャパンを起業し、国内でリスクコミュニケーション、すなわち住民と利害関係者の間で意見・見解が乖離してしまって問題・課題の解決ができずに閉塞状態になっているが、実は必須であるものを社会的に認知させるという、現場解決のために、第一線で汗をかいてきた。
そもそもこの道に入ったのは、上智大学卒業後、欧州、英・独に約10年間研究留学し、コミュニケーションを多角的に学んだのがきっかけ。
2019年に日本でも翻訳出版されベストセラーになった、途上国の医師として活躍したスウェーデン人=故ハンス・ロスリング氏執筆の著作『ファクトフルネス』に出会ったことで、リテラシーがリスクだけではなく、他の分野でも同じ問題だと気付かされた。
社会のいわゆる常識がいかに間違ったものかを実証し、リスク情報を社会にどう伝えていくべきかも考察した名著である。【抜粋終】
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