勉強会

勉強会 2022-05-31T10:23:00+09:00

場の議論

◆「場の議論」とは

リスクコミュニケーションの場造りの一環として行っているのが「場の議論」です。
「場」(public sphere) とは、専門家や実務家、消費者、メディア関係者などがそれぞれのもつ知識、智慧を背景に特定の科学・技術について議論する「公共の場」を意味します。 この 「場」を人工的に創造し、そこでの議論をメディアを含め、広く様々なチャンネルを通し一般に伝えるリスクコミュニケーションの新しい方法です。 社会学的 視点からの分析を基に、リテラジャパンがそのツールを発展させてきました。 リテラジャパンのCSR活動のひとつです。


同じ分野の人と議論しただけでは発見できない気づきの場でもあり、情報の交換、他分野異業種の人との交流を通じて問題解決の糸口を探っていきます。2005 年の第1回目の実験的実践から、2018年8月現在で56回開催し、記者、行政、事業者、消費者、研究者、解説員など、のべ1500人近くの参加を頂く ような定例企画となりました。セミクローズドの形式を取っ ており、「本当のところはどうなのか?」という切り口から多角的な議論テーマは、食の安全、医療、医薬品、労働問題、環境保全など、多岐にわたります。

◆オンラインと対面:ハイブリッド開催

弊社ではハイブリッド開催を行っております。2021年までの開催詳細はこちら:

場の議論 – LITERA JAPAN[リテラジャパン]

◆参加ルール

「場の議論」は招待制です。ご案内を送った方(もしくは社内の代理の方など)にご参加いただけます。参加ルール詳細はこちら

◆現在開催中◆

「心理的安全性」

テキスト『チームが機能するとはどういうことか』エドモンドソン

多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織 | マシュー・サイド |本 | 通販 | Amazon

などを用いて意見を持ち寄ります。奮ってご参加ください!参加は少しの参加費用。招待制です!お支払い情報、Zoom接続情報は「調整さん」上に表示予定。

◆2018年までの実績◆

第一回目よりのテーマ一覧はこちら

開催詳細:いくつかの会ご紹介

■56回「IoTと医療機器への影響」心臓外科医からの提言(2018.8.31)

■第55回「薬とサプリのリテラシーを高める:国民生活センターさんをお招きして」(2018.8.23)

■特別編「ゲノム編集と農業応用 小麦編」(2018.8.1)

■特別編【社会対話】「ゲノム編集と農業応用 ジャガイモ編」(2018.5.25)

■第54回「患者と薬のリテラシー:薬とサプリで不調にならないための コミュニケーション」(2018.5.11)

■第53回「放射性物質 規制値の誤解」(2018.3.2)

■第52回「健康食品とリスク」(2018.1.30)

■第51回「ゲノム編集とステークホルダーとの対話」(2017.12.7)

■第50回「生活の中の科学薬品との付き合い」(2017.10.17)

■第49回「豊胸サプリ、O157」(2017.9.22)

■第46回「原子力の安全性・住民との対話」(2015.11.6)

名大山本先生を囲み、原発のリスク、他の電源のリスクなどを議論。

    


□第45回 「薬とネット、薬と臨床試験」(2015.1.13)

ゲストは帝京平成大学薬学部薬学科 准教授 齋藤充生先生です。厚労省で薬の担当もなさった経験から薬のネット販売、降圧剤(バルサルタン)や抗うつ剤(パキシル)と臨床試験、抗がん剤のイレッサの話まで解説をしてくださいました。さらに、毎日新聞の科学部記者から、取材を基に現在の臨床試験のあり方への問題提起がありました。


■第44回「WHOから見た安全とは」(2014.7.28)

WHO本部の宮城島先生が一時帰国されたこの機会にグローバルに見た食品安全のお話を伺いました。


■第20回「C型肝炎」(2009.1.16)

参議院議員 川田龍平氏(写真中央)


■第35回「医薬品クライシス」(2010.9.30)

サイエンスライター 佐藤健太郎氏(左) 毎日新聞東京本社 編集委員 小島 正美氏(中央) 西澤(右)

【メディア掲載】


場の議論 34回:うつの勉強会での議論(話題提供は昭和大学の岩波明先生)が、ライフサイエンス発行、『Medicament News』第2028号(2010年9月25日発行)のコラム「医療人 身近な文豪のうつ・自殺 精神科医の視点で分析」に掲載されました。
→ライフサイエンス社Webサイト

【「場の議論」報告書 】


西澤真理子著『「場の議論」:リスクコミュニケーションの新しい形』
(独立行政法人科学技術振興機構研究助成 2006)
西澤真理子著『「科学者が科学を語る」報告書』(独立行政法人科学技術振興機構研究助成 2006)
西澤真理子著『リスクコミュニケーション ハンドブック』(日本学術振興会 研究助成 2011)
関連論文については、業績をご覧ください。

【著書情報】


「場の議論」報告書

場の議論の共同企画者である毎日新聞生活報道部 小島正美氏の著書:

メールマガジン版「場の議論」

「場の議論」での議論の内容の一部は、日経BP「Food Science」をウェッブ公開してきましたが、休刊となったため、弊社の「リテラジャパンメールマガジン」で引き継ぐこととなりました。

当面は無料で公開していく予定です。購読を希望される方は、下記の登録フォームよりメールマガジン(メルマガ配信サイト「まぐまぐ!」)へご登録ください。同時に配信される「まぐまぐ!」からの広告メールを希望されない場合、設定をまぐまぐ!メール管理ページから解除することができます。解除の方法はいくつかあります。こちらをご覧ください。

メルマガページはこちら

◆リテラシー勉強会(旧リスコミ勉強会)◆

本勉強会は業界別のリスクコミュニケーションの勉強会で、現在は食品関連企業を中心に定期的に開催してきました。「場の議論」の姉妹版で、生協、行政、メディア、研究者と、普段あまり接することのない関係者の「本音」の議論の場として小さな集まりから発展し、隔月で会合を開かれました。2018年3月まで、勉強会は49回開催。リスコミフォーラムスペシャルは2007年に初めて開催されたリスコミフォーラム(RF)という、メーカー、流通、メディア、消費者関係者、研究者の有志 が集まった自主的な勉強会の活動が発展し、勉強会での議論は、「場の議論」連載にも反映されました。2018年3月でその役割を終え、新しいステージの研究会にと引き継がれました。今までありがとうございました。

◆参加ルール◆

企業からの参加者は原則、弊社ビジネスセミナーに一年以内に参加した方、もしくは今後一年参加予定の方です。初めて参加される方は直前に行われる『基本講座』を受講された上、ご参加ください。『基本講座』についてのご案内はこちら

◆これまでのテーマ   はこちら

◆最近の開催報告

【勉強会報告】「US視点からの福島原発対応」元NRC Dr Castoを囲む

各紙の記者さん、アメリカからの留学生、日本の大学生・大学院生と いうメンバー参加し、Casto氏を囲む勉強会を行いました。 アメリカでは「受容・許容可能なリスク」が法で定義されていることや、 連邦議会と規制当局の関係についても指摘され、 日本が学べる点が多いと感じました。 また、 [...]

【リスコミ勉強会 報告】IARC/WHOリスク評価、給食について

国際機関のリスク評価をどう理解したらよいか。 除草剤をめぐる議論について意見交換をしました。 また、異物混入の感度が上がる中、どう対応したらよいのかを 記者を交えて、メーカー、行政、流通、などの参加者で話しました。 WHO 宮城島氏が飛び入り参加。 「一杯会は」代官山のSVBで。 [...]

【リスコミ勉強会】加工肉が発がん 開催報告

本年最初のリスコミ勉強会を1月中旬に開催しました。 行政、農業関係、メーカーや流通、メディア関係者で 加工肉=発がん報道を画像を見ながら振り返り、 さらに議論はHACCPについてまで広がっていきました。 ご案内が遅れ、少人数の参加となりましたが、 終了後は新年会も兼ね、恵比寿で続 [...]

【夏期勉強会】参加型リスクマネジメント報告

いつものリスコミ勉強会の延長としてリテラジャパン 夏期勉強会 「参加型のリスクマネジメント:街づくりから減災まで」を開催しました。 話題提供者の岡田先生からは、四面会議という参加型の討議方法での 小さな集まりから大きなうねりにつなげるという方法を学びました。 協動作業を行うには小 [...]

【RC勉強会】「情報ギャップを考える」 イオン お客様サービス部 三宅香氏

7月10日にイオン(株)お客さまサービス部長 執行役員の 三宅香さんをお迎えし、 流通から考える異物混入について話題提供いただきました。 2008年がお客様からの問い合わせのピークでしたが、 現在もそれが続いている状態にどう対応したら良いのか。 社会と企業との情報ギャップの問題に [...]

リテラジャパンの各種勉強会・トークイベントでは、講師をお呼びし、様々なテーマを深め、対話のためのコミュニティ作りを行っています。

■これまでの開催

<2020-21年開催>

ベンチャーエコシステム勉強会

Venture Ecosystem勉強会:アントレ教育

諦めるとそこからの進歩がありません。「大きな方向性、目先の課題解決」で頑張りましょう(日本のベンチャーの立役者 松田修一先生の言葉)。

6回開催し、VCや産学連携に詳しい様々なゲストをお呼びして深めました。

詳しくはこちら


<2018年開催>

「自動車の自動運転:ヒューマンファクターからリスクを考える」筑波大学 伊藤誠氏 9月11日火曜  お申し込みはこちらから


 <2017年開催>
「伝えるx伝わるコミュケーション」(2017.4.14)
「科学だけでは伝わらないこと 越智医師 x 西澤」(2017.11.14)
「おとなの発達障害:働き方と職場のコミュニケーション」(2017.11.21)